Google の CDN でバージョンを指定する方法 2 種類
Google は jQuery などのライブラリを CDN のホストとして提供しています。 URL によって、ライブラリのバージョンの指定方法が異なり、目的に応じて変更するのが望ましいので、指定方法を押さえておきます。 ここでは jQuery を例に解説します。
Hosted Libraries - Google Developersバージョンの自動指定
CDN の URL http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1/jquery.min.js があるとします。
このURL 1 の部分が、jQuery のバージョン番号になります。
1 を指定するとき、1.x の最新のバージョンの jQuery がダウンロードされることになります。
例えば 1.8.2 がその時点で最新のバージョンのとき、1.8.2 になりますし、1.9.3 なら、1.9.3 になります。
同じように 1.8 を指定するとき、1.8.x の最新のバージョンがダウンロードされます。
先の例では 1.8.2 や、1.8.3 になります。ただし、1.9.1 などの 1.9 系のバージョンは対象外となります。
また、バージョンの自動指定が含まれるとき、キャッシュ時間は 24 時間となるようです。
バージョンの完全指定
Google の CDN のページ に掲載されている完全なバージョン番号を指定すると、そのバージョン以外のライブラリはダウンロードされません。 最新のバージョンがリリースされても変更されることはありません。
また、キャッシュ時間は 1 年となるようです。
