Adsense のような広告 i-mobile に登録したときの様子

i-mobile のイメージ。

Google Adsense はアフィリエイターの中では絶対に外せないアフィリエイトシステムです。 最大手 Google の広告ですからユーザにマッチした広告が表示されやすく、また利益も非常に大きいです。

ところが Adsense を何らかの理由で停止された場合などには復旧できません。 またアダルトコンテンツなどが含まれるサイトには Adsense を掲載することができません。

そういったときに利用されるのは、i-mobile や ninjaAd、nend といった広告だそうですが、 今回は i-mobile に登録してみました。アダルトコンテンツを扱うページを作ってみたからです。

審査に必要な内容は一般的

システムが更新されている可能性はありますが、登録する情報は概ね一般的な情報だけです。

i-mobile の登録画面。

気になるのは「サイト情報」の項目です。初回以降に登録する場合も含めてですが、 ガラケー、PCサイト、スマートフォンサイト、スマートフォンアプリなどを選択する必要があります。

PCサイトとスマートフォンサイトが同じになっているのがどうにも気になって、 執筆時点(私の登録した時点)では、まだレスポンシブデザインなどに対応していないです。

自力でレスポンシブ対応させることができあんすが、Adsense がレスポンシブ対応していることを考えると非常に面倒くさい。 まぁ JavaScript を読み込まなくて良いなどの利点はありますが、そろそろレスポンシブ対応してほしいところです。

審査について

サイトは審査が必要になります。審査に通らなければ広告を掲載することができません。これについては他の広告と同じです。 特に違法である情報、画像、ワードが検出されない限りは審査が通るようです。

審査の時間まではマチマチのようです。検索して調べる限り、かなり待たされることもあるようです。

アダルトコンテンツを扱うサイトを審査に出し、Google Analytics を使って監視しましたが、 すべてのページが確認されたわけではないので、積極的に違法なことをしていない限りは審査は比較的甘いようです。 総 30 ページを超えていますが 5 ページの確認でした。

ブログタイプのページだったので、トップページから順にアーカイブページを 2, 3 と辿り、 どんなページが掲載されているのかをタイトルで確認していったようです。

審査通過までの時間

朝の 8:30 頃審査に出して、審査通過までは 2 時間程度かかりました。数時間単位の審査時間は普通のようですし、かなり長い時間待つこともあるようです。

第一印象は良くも悪くも

第一印象は微妙なところです。広告の設定から広告表示まではそこそこ時間がかかるので気長に待ちましょう。 2 時間~数時間はかかるようです。公式にもそのようにアナウンスされています。

欠点(1) また時折ですが広告が読み込まれずにページの読み込み待機が続いていることがあります。 欠点(2) きちんとカテゴリ設定などをしないと、同じような広告が連続して表示されることがあります。

管理インターフェースについては慣れてしまえば十分使い方は分かると思います。 初見では多少戸惑いますが、そんなインターフェースはごろごろあります。

欠点ばかり挙げていますが、凄く良いなと思うこともあります。関連付けられている広告が一覧されることです。 Adsense などと比較してマッチする能力に弱く、数も膨大ではないことからこの機能が使えるのでしょう。

作成した広告のカテゴリと内容にマッチし、関連された広告がすべて一覧されます。そしてその広告を選択して自由に非常時にすることができます。 一覧機能と、このフィルタ選択機能は素晴らしいです。

フィルタ機能が有効になり、実際の広告に反映されるまではやはり 1 時間程度は見たほうが良さそうですが、 明らかに広告効果がないと思われる広告を積極的に排除できるのは良いですね。

欲を言えば Adsense のように自動的に一番良いと思われる広告が表示されることですが、まぁそれは Google のような体力がないと難しい話です。 こういった工夫は歓迎されるべきだと思います。