WP の SQL からユーザを削除してしまったとき復旧する方法

WordPress のインストール時に設定した SQL ユーザを誤って削除してしまったとき、WordPress はデータベースに接続できずに 「データベース接続確立のエラー」となります。これを復旧する方法は大きく 2 つです。

1 つは新たに SQL ユーザを追加して、その SQL ユーザに設定を書き換える方法。 もう 1 つは、削除してしまったユーザと同じ設定のユーザを改めて追加する方法です。

どちらにせよ作業手順は同じです。

wp-config.php ファイルを確認する

(S)FTP ソフトなどから WordPress をインストールしたディレクトリを開き、wp-config.php ファイルを開きます。 wp-confi.php ファイルには、WordPress がデータベースに接続するための情報などが保存されています。

このファイルを notepad++, サクラエディタ, sublime エディタなどのソフトで編集し、 UTF-8(BOMなし)で保存します。 Windows 標準のメモ帳で編集するとエラーが起こるようなので注意してください。

次のように、トラブルが起きている WordPress が接続しているデータベースの名前と、 WordPress がそのデータベースに接続するためのユーザ名とパスワードが表記されている箇所があります。

// ** MySQL 設定 - こちらの情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'データベース名');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'ユーザ名');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'パスワード');

WordPress をインストールした際に設定された情報がそのまま保存されています。

新たに追加したユーザに切り替えるときは、ユーザ名とパスワードを該当するユーザのものに変更します。 削除してしまったユーザを復旧する場合には、ユーザ名とパスワードを参考に、新たに SQL ユーザを追加します。